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目的・設立趣旨書

目的

特定非営利活動法人ひこうせんは、成人期の障害者に対して、その自立や社会参加を支援する事業を行うことにより、障害者が社会の一員としての自覚を持ち、誇りと生きがいを持って生活できる環境づくりに寄与することを目的として活動しています。

趣旨

現在の日本では、障害者が自立し社会参加できる社会、生きがいをもって生活できる社会の実現が強く望まれていますが、自立や社会参加への強い意欲を持っているにもかかわらず、その障害のために在宅を余儀なくされている障害者が極めて数多く存在するのが現実です。私達は、そのような成人期の障害者が、そのハンディキャップの制約を受けることが比較的少ないパソコン等のIT技術を習得したり研鑽したりすることによって、社会の一員としての自覚を持ち、誇りと生きがいを持って生活し社会参加できるように教育・育成することを目的に、任意団体である「障害者小規模共同作業所ITアトリエひこうせん」として活動して参りました。

しかし、このような事業を更に発展させるためには、任意団体のままでは、公的機関や福祉団体等との連携、個人や企業との各種契約等について、制約が大きくなることが考えられるため、特定非営利活動法人の設立が望ましいと考えています。皆様のご理解と幅広いご支援をお願いいたします。

申請に至るまでの経緯

平成15年4月、「自立の意欲を持ちながら、一般企業で働くことが困難で、在宅を余儀なくされている成人期の障害者に、パソコンによる作業を中心として所員・指導員と共同で日中活動を行い、社会の一員としての自覚を持ち、生きがいの向上を図ること。」を最大の目的として、地域密着の社会資源となることを願い、「障害者小規模共同作業所ITアトリエひこうせん」は社団法人北九州市障害福祉ボランティア協会と学校法人松本学園情報バリアフリー推進センター「ゆまにて」の共同運営により、開設いたしました。

平成17年(2005年)11月1日付で、学校法人松本学園情報バリアフリー推進センター「ゆまにて」の閉鎖に伴い、運営母体が社団法人北九州市障害福祉ボランティア協会のみとなり、現在に至ります。

以上の経緯を経て、私達は、任意団体である小規模共同作業所として、成人期の障害者のパソコン等のIT技術習得・技能研鑽のための教育・育成等の活動をとおして、障害者福祉に取り組んで参りました。

今後、この取り組みを更に推し進め、成人期障害者の自立や社会参加を支援する事業を行うことにより、障害者が社会の一員としての自覚を持ち、誇りと生きがいを持って生活できる環境づくりに寄与するためには、公的機関や福祉団体等との連携、個人や企業との各種契約等も必要不可欠であることから、このまま任意団体としての活動をすることは限界があると考えました。そこで、現在の任意団体よりも更に適した、特定非営利活動法人へと法人化することを考え、下記の経緯を経て、今日の認証申請に至りました。

平成20年5月7日、特定非営利活動法人設立準備会を発足。

平成20年6月10日、特定非営利活動法人設立総会開催。

平成20年10月20日、特定非営利活動法人 ひこうせん設立。

設立代表者

理事長 原田直樹

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